令和4年度 通常総会・研究会・懇親会

4月29日(土・祝)ANAクラウンプラザホテル神戸にて、兵庫県書作家協会総会・研究会・懇親会が執り行われました。会場はほぼ満席の状態で、定刻通り、池永碧濤事務部長の司会で進行されました。深瀬裕之理事長の開会の辞、続いて田中徹夫会長よりご挨拶を頂きました。コロナも終息方向となり、懇親会と共に開催できたことの喜びと、更なる会の発展を願う熱意と力を感じるお言葉でした。
通常総会では牛丸好一参事の議事進行のもと、令和4年度の事業報告、会計報告があり、安信緑監事から会計監査報告がありました。
引き続き担当の先生により令和5年度の事業計画、予算案審議が行われ、すべての審議事項が拍手をもって承認されました。続いて、西本聖雲第一展覧会部長より第58回兵庫県書作家協会成績による昇格者が披露されました。また、今年度は役員改選も行われました。井茂圭洞顧問、黒田賢一顧問が新しく名誉顧問として選出、会長(新任)、理事長(新任)その他の新役員の選出があり、最後に倉橋奇艸副理事長の閉会のことばにより総会は無事終了しました。
引き続き開催された研究会は、講師に長野秀章先生をお招きし「これからの書の楽しみ方」と題して、ご講演頂きました。先生の育った書の環境から個性ある書の生まれるまでを映像と共にお話下さいました。ご自身の中に独立した二人の存在が織りなす卒意の書をご披露下さり、深い魅力と感動に引きこまれました。これからの時代に反応した自分なりの言葉を紡ぎ書する楽しみ方の指針となり、有意義で充実した時間を過ごすことが出来ました。今まさに失われつつある日常の書道文化の魅力を、広く国民に周知してもらうような活動の重要性を唱えられました。
しばらく休憩の後、懇親会会場へ移動し、池永碧濤事務部長の司会のもと、開会挨拶を佐井麗雪副理事長、引き続き黒田賢一新名誉顧問が来賓ご紹介を行われました。
伊藤一翔新会長の乾杯のご発声で懇親会が開宴され、各会派を越えて親睦を深め、和やかな雰囲気の中時間を過ぎるのも忘れて、楽しいひと時を過ごさせて頂きました。定刻になり、古溝幽畦副理事長の閉会の挨拶で懇親会もお開きとなりました。

ニュース報告カテゴリーの記事