伝統文化体験フェスティバル

平成28年3月5日(土)、6日(日)伝統文化体験フェスティバルが兵庫県公館(迎賓館)において開催されました。『なつかしいけど、アタラシイ。日本文化の魅力発見‼』をテーマに、書道をはじめ、いけばな・茶道・ちぎり絵・水墨画など二十二の伝統文化団体が体験講座を実施致しました。

書道体験コーナーでは、『世界にひとつだけの印を作ってみましょう』と題し、篆刻体験講 座を実施致しました。講座は5日 (土)に2回開催され、定員は各回20名の事前予約として おりましたが、申込者が多数となり参加して頂けなかった方も沢山おられました。

最初に古溝幽畦先生より篆書についてのお話があり、参加された方々は、初めて見る文字に興味を持って聴き入っており、忘れないようにとメモを取る方もおられました。

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その後、実際に印材を刻し始めると真剣な表情で一生懸命に刀を動かしていました。小さなお子様が線からはみ出さないように頑張って刻している姿は非常に微笑ましく感じました。刻した印を押し、先生方に側款を入れて頂くと『宝物が出来た!』 と大喜びでお母さんの元に駆け寄る姿がありました。『世界にひとつだけの印』が出来上がって嬉しい気持ちが伝わってきました。

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篆刻は、刃物を使うこともあり、怪我を心配致しましたが、無事に終えることが出来たことを、お手伝い頂いた先生方に感謝し、お礼を申し上げます。(委員 戸出 九廬)

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